まぁ、一言で言うと「悪いです」で終わりますが、
それだけだとちょっと味気ないので細かく書いてみます。
アッテネーター。分かりやすい言うとボリューム調整器です。
今回ってか、私が使っていたのは上のFOSTEX R80Bってやつですね。
アッテネーターを使ったスピーカーを制作するには幾つか問題点があります。
問題1. エンクロージャにアッテネーター用の穴が必要。
エンクロージャこと、スピーカーユニットの完成度には「密閉性」が
深く関わり、重要になるものですが、穴が増えるだけでリスクになります。
実際現在の私のスピーカーからも音漏れの傾向が見られております。
問題2. アッテネーターの音質面での性能。
これはスピーカー部品であればどれも避けては通れない問題ですね。
一応このアッテネーターに関しては事前に略式で検討しました。
しかし、この検討というのが繋いで聞いてみる。ボリュームを弄る。
その程度のものだったのが問題ですかね。
製品によって違うとは思いますが、FOSTEX R80Bに限っては
どうもMAXから4~5まではそこそこ音質が維持されるものの、
それ以下に設定すると急激に音質的劣化が起こります。
テストを4~5当たりで、使用は8~9当たりでしたため何か…騙された感じ?
結論:特殊な場合ではない限りはオーディオ用の抵抗を使った方がいいかと。
オーディオ用の抵抗を試してみたのですが期待以上にいい音を出していました。
お財布にも、耳にも、エンクロージャにも抵抗のほうが優しいです。
では、またまた。