前回から続きます。
私服で面接に挑むことの意味を理解する上で、
まず理解しなければいけないのは就活とは何かということです。
私は就活とはこれからの20~30年の日常を決めることだと思います。
何故ならば我々は毎日通い、係る情報を学習しなければいけません。
大学までの人生を思い返してみてください。
就活とはそれと同じ、もしくはそれよりも長い時間を決める事です。
だから、忘れないで下さい。それを選択することでついてくる
生活像というものを明確にイメージ出来ているのか?欲しいのか?
大学の専攻や内定を取れるかどうかよりも優先すべきことがあります。
そこで「私服」の話に戻ります。
正直に私はスーツを好む人間ではありません。
毎日スーツで働く20年という選択肢と
少し軽い服装で働ける20年という選択肢があったら
迷いなく、(多少条件が劣っても)後者を選ぶでしょう。
だから、私はスーツより私服を選びます。
それは私の最初のアピールであり、最初のテストでもあります。
アピールしているのは「私は私服を好み、着こなせます」という点。
テストしているのは「この会社は裏と表がある会社なのか?」という点。
雇用者と被雇用者の関係は後者が弱者に当ります。
そして就活生と会社の力関係はこれよりも酷いものです。
「私服可」な会社に私服で赴くことで我々は確認することが出来ます。
この会社は自由な社風を持っているのか、
単に時流に便乗した「自由な振り」をしているのか。
もしその会社が本当に自由な社風を持っているなら
私服姿が面接に及ぼす影響は微々たるものでしょう。
逆にその会社が「自由な振り」をしていただけなら
面接官の対応でそれを確認することが出来ます。
何故なら貴方は面接に落ちているか、質問されるはずですから。
「私服可」と言っておきながら、何も言わず面接で落とす様な会社。
貴方は本当にそのような会社で毎日の時間を過ごせますか?したいですか?
私の返事は「絶対にいや」ですね。こっちからお断りしたいくらいです。
もし、「私服可」に何かのトラップがあるなら質問が来るはず。
「他の人は皆スーツで着ているのに貴方だけ私服ですね」とか、
「他の人と服装が違うのですが何か理由がありますか」とかね。
質問のされ方からは面接官、会社の空気が伺えますね。
就活生と面接官という力関係ならでは分かる「素の反応」です。
企画されたイベントなどでは演出される可能性もある会社の風潮。
それが垣間見れるだけでも大きな収穫ですが、もう一つの得があります。
それは上記したような質問を予想できるという点です。
一つの可能性の高い予想問題があるとしたら、答えは簡単ですね。
準備し、練習し、本番でミスらないことで一つポイントが付きます。
上手く行けば「いい意味で目立つ」事も出来るかもしれません。
普段と近い服装にすることで、面接の圧迫感を減らせて、
もしかしたら、大きな収穫があるかも知れない「私服」。
私としてはチャレンジしない理由が無いように思えますね。
だから、この先の就活においても「私服可」を最大限に活用したいと思います。
面接において一番怖いのは悪い印象ではなく、記憶に残れないものだと思うので。
さて、金曜日にDeNAの二次面接を控えているんですがまた「私服可」ですww。
頑張りたいと思います!
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